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photo by Peter Shanks

さまざまな原因から大量に姿を消していたミツバチ。最近の研究では、ダニが原因の大半を占めているとされていました。

しかし、ミツバチもこのまま絶滅するわけにはいかなかったようです。生物の本能からか、それらに打ち勝つために種の遺伝子を進化させていることが発見され、驚きをよんでいます。


この調査を行ったのは沖縄科学技術大学院大学やコーネル大学の研究者たち。

彼らはアメリカニューヨーク州の野生のミツバチを採取し、以前のハチとは全く違った点を発見しました。

遺伝子レベルでの抵抗力

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photo by Michael MK Khor

ミツバチの進化というべきでしょうか。彼らは以前の姿よりも小さく、羽の形も若干変化しています。

さらに、1977年の遺伝子と、2010年に同じ場所で確保した遺伝子とを比較したところ、ダニへの抵抗力をも、進化させた可能性があることを突き止めたようです。

具体的にどのような変化を遂げたのか

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photo by Andrew C

研究者らによれば、ミツバチは世代を経るごとに様々な段階で遺伝子の変化を経験してきました。特徴をあげれば、最も興味深いのはドーパミン受容体です。喜の感情ややる気、学習能力に関係があるとされていますがミツバチがこの反応を変化させることで、苦手だったダニを駆除する能力を身に着けた可能性があるといいます。また、ダニは幼虫のハチを捕食していましたが、研究者らはミツバチがこの過程を崩壊させるために、外見的にも変化を遂げたと仮説をたてているようです。


ミツバチが減った原因はいまだに解明されているとは言えませんが、種の存続のために細胞や組織まで進化させる、そのアグレッシブさこそが生き物に興味を惹かれる由縁なのかもしれないですね。